光景セピアとても傲慢だし我儘だし駄々っ子だし
そういう自分の嫌なところをひけらかすのは得意中の得意だから
でもそういう傲慢も我儘も駄々っ子も、どこかで中途半端
何処かで誰も彼もに嫌われて一人になるのを恐れてるから屁でもない様な短所だったりする
嫌われるのが怖いから媚を売ってる
媚び諂(へつら)ってる
ねえそんなことして楽しいの
無感動になりたいな
傷付けるのを恐れて傷付けられるのを恐れて
それなら画面を注視しなければいい
音声を排除すればいい
文字の意味を知らなければいい
拒絶すればいいのに
空の数を数えた
鳥の鳴き声の色を調べた
蝉時雨は五月蝿い
賢明に件名を読み下す
かたくななかたよったひかりを反射し続けていた曇りガラスの向こうに
視線を送り続けても向こう側のこどもたちはひらひら踊るだけで一向に意に介さない御様子
途端に自分の行いを顧みる
自分で賽を投げてやってたこと
ほらモノクロ写真が宙に浮いてる
コンセントが見つからないよ
古ぼけたソケットはずっと握り締めてるのに
腫れた右腕は如何すれば好いの
擦ってやろうにも疾うに左手が捥げていた
出涸らしに用は無いの
美しいから醜いように
そういう自分の嫌なところをひけらかすのは得意中の得意だから
でもそういう傲慢も我儘も駄々っ子も、どこかで中途半端
何処かで誰も彼もに嫌われて一人になるのを恐れてるから屁でもない様な短所だったりする
嫌われるのが怖いから媚を売ってる
媚び諂(へつら)ってる
ねえそんなことして楽しいの
無感動になりたいな
傷付けるのを恐れて傷付けられるのを恐れて
それなら画面を注視しなければいい
音声を排除すればいい
文字の意味を知らなければいい
拒絶すればいいのに
空の数を数えた
鳥の鳴き声の色を調べた
蝉時雨は五月蝿い
賢明に件名を読み下す
かたくななかたよったひかりを反射し続けていた曇りガラスの向こうに
視線を送り続けても向こう側のこどもたちはひらひら踊るだけで一向に意に介さない御様子
途端に自分の行いを顧みる
自分で賽を投げてやってたこと
ほらモノクロ写真が宙に浮いてる
コンセントが見つからないよ
古ぼけたソケットはずっと握り締めてるのに
腫れた右腕は如何すれば好いの
擦ってやろうにも疾うに左手が捥げていた
出涸らしに用は無いの
美しいから醜いように
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